戦艦武蔵発見！！

戦艦武蔵（むさし）とは、「大和」と並ぶ世界最大の戦艦で、『史上最大の戦艦』としてギネスの公式記録として認定されている日本が良くも悪くも唯一、太平洋戦争中で誇れる兵器だったんです！！※零戦は、スペック的に太平洋戦争後半では米軍機に劣っていました。


大日本帝国海軍　超弩級戦艦　武蔵　


１９４２年８月完成、終戦まで、あと３年。全長263メートル、最大幅38.9メートル、排水量6万9000トン余。46センチ主砲を9門装備し、「不沈艦」と呼ばれた艦で、特に注目されるのは「46センチ主砲を9門装備」。




この、４６センチ主砲は、世界のどの国も作れなかった品物で、何と射程距離４２キロメートル！！驚愕な距離を飛行。ま～、岡崎市から名古屋に砲弾を撃ち込めるわけだ、この当時、この射程距離の砲弾を撃てたのは、大和と武蔵だけなんです。敵の反撃も受けずに、相手をフルボッコに出来る恐ろしい戦艦だったんですよ！！


しかし・・・


終戦まで、あと３年・・・。時すでに遅し！！日本は、戦艦を護衛する戦闘機も無く・空母も消失していました。航空機の護衛が無ければ、このどでかい戦艦は、ただの的。丸腰で戦地に突入することができない上に、ガソリンも無い。結局、使い道に困っている間に戦局は激化し、無茶な作戦にて、１９４４年（昭和１９年）１０月２４日、フィリピン中部レイテ沖海戦に向かう途中、シブヤン海で米軍機の魚雷命中20本や爆弾17発命中、至近弾18発による波状攻撃を受けて沈没・・・、本艦は大日本帝国海軍が建造した最後の戦艦でした。沈没時、乗員2399人のうち1039人が戦死。生き残った乗員も転戦するなどし、終戦時まで残ったのは約430人と見られてます。



2015年3月3日


アメリカ・マイクロソフト社の共同創業者であるポール・アレンが武蔵をシブヤン海の水深1kmの地点で発見したと発表し、今日も、新たな映像が公開されています。この発見情報を聞いた時、私は胸が熱くなった、戦後７０年の時を得て、武蔵は何を語ろうとしているのか、今の日本を見て、戦争終結から29年目にしてフィリピン・ルバング島から帰還を果たした「小野田寛郎少尉」は、かつて「私は戦場での三十年、生きる意味を真剣に考えた。戦前、人々は命を惜しむなを教えられ、死を覚悟して生きた。戦後、日本人は何かを命がけでやることを否定してしまった。覚悟しないで生きられる時代は、いい時代である。だが、死を意識しないことで、日本人は生きることをおろそかにしてしまっていないだろうか」

私も、そう思う！！


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次回を、お楽しみに・・・